2019年5月16日木曜日

ダンロンV3すきなキャラランキング 他

1位 最原終一
プレイ中はずっと彼と共にあった、と言って過言でない
赤松ちゃん視点でV3世界に入ったし、ぼくらは赤松の幽霊かもしれない
元気で幸せに過ごしてほしい


2位 王馬小吉
審判を出し抜いた男
モノチッチがエグイサルに入り込めないと仮定したとき、百田がハッチ開けるまでほんとにモノクマも犯人がわからなかったんじゃないか??と今でも思う
最高につまらなくないやつだった


3位 ハルマキちゃん
かわいかった 殺されたい
というのは置いといて、暗殺者がコロシアイ学園生活の中で初めて女子高生らしく生きられたのかなと思う 嬉しいね
バレてる殺人者は殺人できないの、ダンロンの申し子タイプBって感じ
最原くんと再婚してもいいかな、と思える
(初婚は百田)


4位 キーボ
名前が希望だってことに6章学級裁判まで気づかなかった…
自分の元々のスタンスが外の世界の声と近いので、自分がV3世界の中にいるとしたらキーボの中だと思う
ためらいつつもちょっとずつパワーアップしていき、ついに暴力を手にいれ、暴力で解決しなかった すき
(タイムアップで学園破壊されてやり直したけど)
内なる声に従うのかどうか、も含めてキーボの「在り方の幅」が大きかったし、16人の中でもっとも自由だった


5位 いるまみゆ
居る、見ゆ(お目にかかる、姿をお見せする、結婚する)って意味あったりしない???なさそう
16人の中で最も精神を蝕まれた人 弱点まるだしの人
性格がキャッチーだし、真っ先に撮ったスクショが入間ちゃんのザコ顔
通信簿も最原くんを除いて真っ先に埋めたし、親しみを持てるひとだった
キーボが入間の #毎日ウンコ を提示してたら放送事故で打ち切り、チームダンガンロンパ解散してたって説は笑った
死してなお影響力は絶大、発明家らしい貢献だった


おまけ
順位つけるの難しかった
ひっとくんの座談会動画を見て、自分では気づけなかったところ、自分とは違う意見、発売当時の雰囲気を感じられたのでとても良かった
ひっとくん本当にありがとう
首謀者の人気度が低いのには納得

2019年5月14日火曜日

ボクのコロシアイ通信簿(ダンガンロンパV3振り返り・ネタバレ)

※ネタバレしかない※
推理/アクションともに難易度普通でプレイ

●キャラ攻略
入間ちゃん→王馬くん→春川ちゃん(途中で終了)
入間ちゃんはパンツを発明品経由で贈るのが面白かった 本編と印象はそんなに変わらず
王馬くん「殺される、って思ってるとき最原ちゃんはオレのことで頭がいっぱいだったよね? 最原ちゃんの心奪っちゃったから、命はもういいよ(意訳)」かっこよすぎる 忘れられなくなってしまった
ハルマキちゃん終盤になって過ごしたのでNTR臭がすごかった


●1章

捜査を終えて、犯人は最原くんだな!とめっちゃ自信を持って考えていた
半ば確信めいていた(ロジカルな根拠だせないけど)
だから論点がカメラのインターバルになった瞬間予想の勝利を確信した
でも違った(大恥)
まさか操作キャラ(主人公)の意図がはっきり記述されてないとは思わないじゃん????
この時点で神ゲー確定した

思い込みのせいでかなり議論ミスをしてけっこう発言力が危なかった


●2章
マジックショーから死体が出てくるとは思わずにびっくりした
捜査終えて裁判にいくときに中断して風呂ったからゲーム外での推理が長かったパート
死体運搬のルートはわかるが手口がはっきりとはわからなかった
犯人は夢野以外の体育館準備メンバーまで絞れていたが
わりとずっとアンジーが怪しいんじゃないか???と考えていた(はずれ)

仕掛けは簡単だから「誰にでも用意できる」
能力可能の論破点に対してアリバイ(条件可能)のコトダマを撃つのが思いつかなくて、ゲームとめて悩んだ(今作の推理最難ポイント)

4章後でも5章後でも、振り返ったあとの動機が悲しすぎる
存在しないものと存在するものを天秤にかけ、前者を選んでしまったから
国民の話を聞くまでは、メイドとして黒幕の依頼を受けてしまったのだと思っていた


●3章
アンジーの部屋を開ける時点で察しはついたので、あんまり驚かなかった
が、血まみれの王馬くんで心臓止まりかけた
思ったより操作終了が早く、カゴの中の殺害方法(シーソー)がさっぱりわからなかったが、裁判序盤でそこをはっきりさせてくれたのですんなりと議論をすすめられた


●4章
キーボード操作だったのでゲーム世界で下方向にダッシュするのが地味に難しかった
x軸方向にループがあるのは見抜きやすかったが、ゴン太の動機が思いつかなすぎて裁判の中ではー!?つってた ここも推理問題は簡単めの章だった
4章おわりかどうかわからないけど(5章だっけ?)、盾子っぽい後ろ姿が表示されたことによって黒幕の予想がつく


●5章
捜査終了後の予想「届けたクロスボウを王馬が奪って殺したんでしょ」←今思えば浅すぎて笑う
全体的に衝撃の真実だらけの裁判
1章クロ判明以上にびっくりすることないだろ~と思ってたぶったまげた
王馬小吉、恐ろしい男だ
台本があるにせよ王馬のフリをできる百田もすごいやつだった
最原くんの推理で百田クロ確定してからもなかなか信じられず、トイレの王馬の服を何度も見てようやく納得した プレイヤー置いてけぼりの章


●6章
朝日とともに校舎を破壊します?演出でしょ~最後のイベントにギリ間に合うでしょw
つってたらふつうに校舎破壊されて泣いた
ペナルティ軽くて助かった
徐々に明かされる過去の決意、希望の記憶が嘘っていうのは普通に絶望した
黒幕が白銀だって予想はついてたので裁判序盤はおおむね余裕だったが、アホなので「砲丸についてるピンクの繊維は江ノ島盾子のウィッグです!」つってた 赤松ちゃんの服だったわ
モノクマの指示で遺影込みのモノクマーズが反論カットインしてくるのはおもしろかった
首謀者白銀による「黒幕は私じゃなくて、ダンガンロンパを応援してくれるみんななんだよ!」発言でぶったまげた 俺じゃん 黒幕予想、はずれ。(首謀者って意味ならあたってた)
これがフィクションだと明かされ、ダンガンロンパのテーマが流れ始める
こんな最悪のテーマ音楽への入りがあっただろうか?????完全に絶望した
ダンガンロンパ53のオープニングムービーが終わったところでゲームが強制終了された(PCメモリの問題??!?!)普通に演出として成立してて地獄のような気分だった
例え偽りの姿でも会えて幸せだった……セレスティア……
あんまりスクショ取らなかったけどこれだけはまあね?
七海千秋の姿をとったとき「お前が七海を騙るな!」という義憤
キーボくんが希望をあきらめない!って言いだしたとき、内なる声って苗木コピーで飯田橋博士って未来機関なんじゃね???って思った←見事なミスリードへのひっかかり
最終章にして、ようやく今作に手元投票パネルの操作と残り時間がある意味がわかる
アクション最難関はキーボ君を通じて外の世界の声をロンパする理論武装だった さすがラスボス さすが俺たち
結末への感想は前に書いた記事の通り
ダンガンロンパのコスプレって実は等しくV3首謀者のコスプレなんじゃないか?


●全体評価:期待以上にダンガンロンパの新作だった 神
1をやって面白いと思ったら3まで絶対やってほしい


●最後にちょっと考察
 白銀つむぎの超高校級のコスプレイヤーの設定
 ダンガンロンパ1、2のキャラコス→○
 赤松かえでコス→×

 これを
 ①設定された白銀つむぎというキャラと同レベルで現実的な53作目コロシアイ参加者にはなれない
 と解釈してみる
 すると白銀も赤松たちも「フィクション度」「嘘らしさ」という点では同じということに
 よって白銀が「お前らはフィクションなんだよ」と発言するとブーメランになる
 
 逆に、読んで字のごとく
 ②白銀つむぎはリアルの存在になれない
 と解釈してみる
 赤松はフィクションではないってことになる
 赤松のキャラクターが嘘で塗り固められているにも関わらずリアルの存在だと認定されていることに
 「お前らはフィクションなんだよ」って罵倒が矛盾になってしまう!
 はい論破
 
 したがって、姿や喋り方がコロコロ変わるラスボスはかわいい Q.E.D.


●もうちょっとだけ考察
 希望ヶ峰学園はあるの?
  ①ないよ派
   ・あったら白銀がコスプレ出来ないよ
  ②あるよ派 
   ・白銀の能力はでまかせでたらめだよ
  ③あるけどちょっと歪めて伝えられてるよ派
   ・実際にいた劉備のコスは無理だけど三国志演義の登場人物としての劉備コスならできるよ
   ・たとえば本当の苗木くんにはなれないけど脚色された苗木くんにならなれるよ
  ④あるよ、嘘だけどね派
   ・あるかどうかは問題じゃない、どう受け止めてどう考えるかが問題なんだよ
  
 自分の意見は③

最後に論破したのは自分自身だった(ダンガンロンパV3感想・ネタバレ)

推しが死ぬ
日常モノ以外も嗜むオタクならまあよくある
キャラの最も鮮烈な瞬間、それは劇中で死ぬ限り死の瞬間である
固定ツイートに「推しが死ぬ頃(略)心ときめいてくる」とある通り、ダンガンロンパ1、2をプレイしたころからの私のスタンスであった
このツイートを3~5章学級裁判後にも引用し、コロシアイの舞台を去ったキャラを称えて惜しんだ
(ここ見てるひとは多分フォロワーだし、ツイートの流れを追ってみてほしい)

このような考えを端的に表したのが、作中のセリフ「死んでこそキャラが立つんだろ」
6章学級裁判、最後の理論武装の中で反駁したのは、まさにそのセリフに対してだった

あれ?

打ち砕かれたのは「外の世界の声」
外の世界には明確に私も含まれるように感じられた
じゃあ最原くんを操作してそれを論破したのは
誰なんだろう
私か?
私はたった今、論破されたのだが

分裂感にくらくらして、思いをまとめることが出来ずに寝た

===

一晩経ち、気持ちを整理してからこれを書いている

どう考えても最原くんを操作したのは私の手だけど
やっぱり私は「死んでこそキャラが立つんだろ」と思っている
他作品で死んだキャラを、死ななかったキャラと同じように考えることは、やっぱりできない
キャラの死を現実の死と同列にとらえることも、やっぱり無理だ

自分の思いを論破すること
真逆のことを論じること
あのとき要求された操作は、フィクションの最原くんから現実の私に投げかけられた「フィクション」だったんだ
私は私の手を「嘘」で固めて、最原くんの覚悟に寄り添ったんだ


フィクションの人物は、投影された嘘の塊
だとしたら、あのとき私は、「ちょっとだけフィクション」の人になった
だから、最原くんの想いも「ちょっとだけ理解」できたんだと思う

===

フィクションの人だって、人間だ。
人間の痛みは本物だ。
だから痛ましいコロシアイは終わりにしなくちゃいけない。

嘘だけどね。
そんなこと本気で思ってないけどね。

でも思ったという嘘を受け入れることならできた
これこそが、私が最原くんと一緒に進めた一歩なんだと思う


これからもきっと、私はフィクションの死を搾取し続ける
リアリティの差こそあれ、エンターテイメントとして

死に笑い、死に泣くとき
私は最原終一の痛みをちょっとだけ思い出すはずだ