2016年9月2日金曜日

「君の名は。」を見て、夢が薄れてきたころの所見

※劇場アニメ「君の名は。」をすでに見た人、または絶対見ない人向け



夢の記憶は薄れていく
なんか失ったという感覚だけが残る

これはすごくわかるなぁとおもった

小さいころ、自分は忘れることを恐れていた
小学~中学にかけて細かいことを書き綴ったノートがある
今日は何をした、とかじゃなく、
何時ごろ誰がなんと言ったか、見たいな詳細な記録

今は喪失をそれほど恐れてはいないけど
喪失にきづいたときは物悲しい気分になる

絶対にわすれるものか、と当時は思っていたけど
忘れてしまった名前が自分にもある
(自分に葵という名をくれたひとのこと
この話はいつかまたしたい)

私とあの人は今あっても互いを互いだとわからないだろうし
覚えてなくても絶対に知っている人
たきとみつはにあこがれてしまう


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こんな人生いやや!東京のイケメンにしてくださいー!
みたいなことをみつはが言ってた

誰だって、とまでは言わないけれど
今の自分とはちがう人生歩んでみたいと思う時が
あるひともいるのでは 多いのでは?

芝居とは誰かの人生をお借りすること
という言葉がある
(出展はアイカツ)

演技というのは(たとえ自分に帰らなきゃならない時間が多いとしても)
誰かの生を生きられる体験だから
演劇にあこがれることは多い
今からでも間に合うだろーか

別の生を歩むという意味では
ストーリーのあるゲームも好き

誰かの生にお邪魔してると思って生きろ
というメッセージを投げかけてくれる小説「カラフル」も好き